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介護福祉士実務者研修修了者は未経験でもサービス提供責任者になることができるか

標記の件について、一般的には「できる」という答えだったのですが、少しややこしいケースがありましたのでお知らせいたします。

介護福祉士実務者研修を修了した人が、都道府県担当者に

「ヘルパー事業所を立ち上げたいのだが、サービス提供責任者になりたいのだけれどなれるか?」

と質問したところ、

「いや、実務経験がないとなれない。もしくはヘルパー2級相当(現在の介護職員初任者研修)の講習を修了した者しかなれません」

との答えをもらったとのことで、ベストウェイケアアカデミーに相談がありました。

弊社が関係各機関及び書類や国からでた通達などをすべて調べたが、そのような記載はなく、回答を行政に求めましたが、「介護福祉士実務者研修はヘルパーの資格と違うため、いくら資格があってもサービス提供責任者にはなれない」とのことであった。

ただ、大阪府の介護職員初任者研修の要綱には、「介護福祉士実務者研修を修了した者は、介護職員初任者研修を修了した者とみなす」という文言があったため、この一文で攻めたところ、前言撤回ということになりました。

ということで、「介護福祉士実務者研修修了者は未経験でもサービス提供責任者になることができる」という結論になり、よかったというお話です。

しかし、これは学校側も気をつけなければならないことで、「これでいける」と思っていても実際だめなこともあるわけで、きちんと各要綱を読んでおかなければなりません。

ベストウェイケアアカデミー