20.コミュニケーション

先生生徒のカウンセリング

1.ケース1 クラブを辞めたい児童生徒との相談

<役割:クラブを辞めたい生徒>

とにかくクラブを辞めることを一生懸命先生に訴えようと努力した。中学生レベルで先生に対してどうしたら伝わるかなど考えて、少し稚拙であるが親のせいにしたり勉強のせいにしたりしてとにかく言葉で負けないようにした。

<感想>

 先生側としては必死に食い止めようとしてくれているのが伝わった。自分の気持ちを受け止めてくれる姿勢を感じたし、一瞬「やめるのやめようかな」という考えもよぎった。

2.ケース2 バレーボール部を辞めたいという生徒と先生

 <役割:周りで聞く>

 <感想>

 バレーボールは好きだが、クラブのリーダー的存在の邪魔になるから辞めるという思いをこんこんと語られると、受け止める先生はどのような対応で生徒を受け止めるか難しいなと感じた。「バレーが好きならやればいいやん」という単調なものでもだめだし、「もっと努力して邪魔にならなければいい」という楽観的な考えも好ましくないだろう。